難しいことせずただ単に 25/tcp で素の SMTP サーバとして動作する設定。
CentOS 7.4 の sendmail 8.14.7 で動作確認。
デフォルトの MTA は postfix なので、sendmail を使用する場合は yum install する必要がある。
# yum install sendmail sendmail-cf
インストールすると勝手に postfix が disabled になって sendmail が enabled になる。 使わないパッケージがあっても良いことは無いので postfix は消しておこう。
# yum erase postfix
設定の前提
- ホスト名は mail.examle.com
- example.com ドメインのメールを受け取る
- 192.168.1.0/24 からのリレーを許可
# cd /etc/mail # vi sendmail.mc DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=127.0.0.1, Name=MTA')dnl の頭に dnl を付けて dnl DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=127.0.0.1, Name=MTA')dnl に変更して保存 # vi local-host-names ※デフォは空です mail.example.com example.com # vi relay-domains ※デフォは空です example.com # vi access デフォルトに加えて Connect:192.168.1 RELAY # makemap hash access < access # m4 sendmail.mc > sendmail.cf # systemctl restart sendmail
MX 配送ではなくてスマートリレーサーバ指定したい場合は sendmail.mc に以下の記述を。 例えば mail.example.org にスマートリレーしたければ
define(`SMART_HOST', `[mail.example.org]')dnl
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