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2015年10月11日日曜日

VSC 5.0 / 6.0 での Single File Restore 手順

VSC は 5.0 から Single File Restore 機能が無くなってしまいました。噂では 6.2 で復活するらしいですが、まだ少し先の話です。で、今回は手動で Single File Restore を行ってみたのでその手順を説明します。責任は取れませんので参考までに。検証に使用した環境は clustered Data ONTAP 8.3P1、VSC6.0、vSphere6.0 です。
尚、対象は Windows のみです。Linux の場合の手順は非常に複雑かつ環境依存が激しいので汎用的な手順を作るのは難しそうです。どうしても Linux で Single File Restore しなければならない状況になってしまった場合は英語ですが参考になりそうなリンクを貼っておきますので見てみてください。

では Windows での Single File Restore 手順です。尚、リストア対象の仮想マシンは電源ONの状態で作業を開始し、完全に作業が完了するまでは再起動をしないでください。

  1. vSphere Web Client でリストア対象の仮想マシンを右クリックして、[NetApp VSC]->[Backup]->[Mount Backup]をクリックします。
  2. リストアしたいバックアップを選択して、対象の仮想マシンが所属している ESXi ホストを選択し、[OK]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
  4. 対象の仮想マシンを右クリックして、[Edit Settings...]をクリックします。
  5. [New device]で[Existing Hard Disk]を選択して[Add]をクリックします。
  6. マウントされたバックアップデータストアから対象の仮想マシンを選択し、[Contents]で VMDK ファイルを選択して[OK]をクリックします。画像では見切れていますが、2番目と3番目のファイルは -00000x.vmdk すなわち VMware snapshot ファイルです。無視して『仮想マシン名.vmdk』を選択してください。
  7. [OK]をクリックします。
  8. 仮想マシンの再構成が始まって数秒すると、画面に警告メッセージが表示されます。[Answer Question...]をクリックします。
  9. UUID が重複しているという警告です。[Yes]を選択して[OK]をクリックします。
  10. [Recent Tasks]で仮想マシンの再構成が完了したことを確認します。
  11. 対象の仮想マシンにログインし、ディスクの管理画面を開きます。以下の画像は2012の場合で、[サーバーマネージャー]->[ツール]->[コンピューターの管理]をクリックします。
  12. 追加されたディスクを右クリックして、[オンライン]をクリックします。
  13. 2012では自動的にドライブレターが割り当てられました。OSバージョンや設定(自動マウントを無効にしている)によっては手動でドライブレターを割り当ててください。
  14. エクスプローラに追加ディスクが表示されました。目的のファイルをコピーしてリストアします。
  15. リストアが完了したら、ディスクの管理画面で追加ディスクを右クリックして[オフライン]をクリックします。
  16. オフライン表示になったことを確認します。
  17. vSphere Web Client で対象の仮想マシンを右クリックして、[Edit Settings...]をクリックします。
  18. 追加したハードディスクの[×]をクリックします。
  19. [OK]をクリックします。
  20. [Recent Tasks]で仮想マシンの再構成が完了したことを確認します。
  21. 対象の仮想マシンからディスクが見えなくなったことを確認します。
  22. vSphere Web Client で対象の仮想マシンを右クリックし、[NetApp VSC]->[Backup]->[Unmount Backup]をクリックします。
  23. アンマウント対象のバックアップを選択して[OK]をクリックします。
  24. [OK]をクリックします。
  25. マウントしたバックアップデータストアが見えなくなっていることを確認します。以上で完了です。

ちなみに、電源OFFで始めてしまった場合や、途中で再起動した場合など、バックアップディスクを仮想マシンにくっつけた状態でOS起動してしまうと、色々と不具合が出ます。その場合は一度追加したディスクを取り外してやり直してください。もしくは、リストア対象の仮想マシンとは別の仮想マシンにバックアップディスクをくっつけて、ファイル共有でリストアするのもありだと思います(サイズによっては帯域と時間とを消費しますが)。

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